「新陳代謝」がいいと、寿命は短くなる?

「新陳代謝を促し、若々しく健康に・・・」と言うキャッチを見かけます。

こうならべると、説明抜きで「新陳代謝はいいことだ」と言う前提が作られてしまいます。
そのコマーシャルの中で、だれも一度も新陳代謝がいいことである理由を説明していません。

つまり、なんちゃら商法です。
無知であるべき消費者に誤解を与えるような行為です。
「刷り込み」を行っているのです。

「いや、新陳代謝はいいことだ」と言い張るなら、否定はしませんから、その説明を納得し得る言葉で、与えられたコマーシャル時間内に行わねばなりません。

似たようなのがたくさんありますよね。

なぜコラーゲンを超清潔工場で薬品会社が製造し、「無料お試しセット」を配っているのか?
そのコラーゲンを皮膚に塗るとなぜアンチエイジングができるのか?

この説明がないのです。

ゲルマニウムを肌に擦りつけることがいいことである理由を説明せず、笑顔を垂れ流して売りまくっているのです。

すべて嘘です。

注意を促す男性

皮膚から大型ハイポリマー分子の吸収は不可能です。
食べても不可能です。
コラーゲンは小腸絨毛が吸収できる分子よりはるかに大きいので吸収できません。
ですから、消化管で小さな分子に分解します。
つまり、コラーゲンでなくなるのです。

ゲルマニウムは半導体元素です。
そんなものを擦ってもゲルマニウムラジオにもなりません。

もし、理由はともかく、動機も無視して、「老化」を悪であると盲信するなら、新陳代謝を減らせばいいのです。
可能な限り活動を止めれば細胞のアポトーシスと分裂の速度は確実に落ちます。
結果、老化は遅くなり、人の寿命を先延ばしできます。

事故がなければと言う大前提です。

骨がスカスカになっても絶対に転ばない対策をしておけば長く生きながらえることはできます。
骨粗鬆症の骨の骨折も「事故」です。

肉体労働により収入を得て、プラス、スポーツを楽しみ、栄養ある食事をし、
ぐっすり眠れば、多分、ボーと暮らしている私よりずっと新陳代謝は激しく行われているものと考えます。
そのような生き方の方が、健康的だし、社会貢献もしていて、元気溌剌でいいことに決まっています。
私のような、暗く、メタボな生き方がいいはずありません。

「生きながらえる。」のと「長寿をまっとうする。」は全く違います。
道徳的に同じ話にすべきではありません。
溌剌と生きた方がいいに決まっています。

では、健康的に生きれば短命で、不健康な生活であれば長寿なのか。と言う許しがたい矛盾が起こります。

これは大問題なのです。

細胞のアポトーシスと分裂を抑えた方が固体としての人の寿命が長くなると言うことが事実かどうか。

つまり、私が嘘を言っているかどうかを検証する必要が出てきました。